QLCO代表の久保です。
「YUMBARU HOTELS(やんばるホテルズ)」の管理第1号物件、 「根路銘01号室」のリノベーションに着手いたしました。
この「根路銘01号室」は、築90~100年と伺いましたが、現在の状態がとても良いので、リノベーションは小規模にとどめ、古民家本来の姿をできるだけ残して仕上げていきます。
その最初の1歩として、2017/09/27~28の2日間で庭木の剪定をおこないました。
庭木
沖縄の古民家では、庭木として、敷地の周囲にフクギを植栽しているのを良く目にします。
フクギは生育も早く、葉や枝が密集して生え、葉は厚く、木にねばりがあるため、日差し対策、台風などの強風対策として植えられています。
しかしながら、このフクギ、放っておくと、電線にかかったり、葉や実が良く落ちてゴミが増えたり、またコウモリの巣となるなど、定期的に手入れをしていく必要があります。
「根路銘01号室」では、北面、西面、南面にフクギが植えられており、7mはあろうかという高さで、うっそうと茂っていました。
フクギの剪定
まず最初に、剪定の方針を業者さんと打ち合わせ。

今回は、
- フクギを3m30cmくらいで高さを揃える
- 敷地内と道路側に張り出した枝のみ刈りこみ(両隣のお家の敷地内に出ている枝は切らないで欲しいとのリクエストあり)
- 駐車場を作るために、その入口となる西面の北側半分強と、敷地内で駐車場にする部分は根元から伐採する
こととしました。
そして手を入れる前には、必ず「うーとーとぅ」。

島酒、塩などを使い、これから庭木に手を入れさせていただくことを、ご先祖様にご報告したのちに、着手します。
「うーとーとぅ」が終わるとすぐに作業開始。


あっという間に、作業は進みます。

こんな狭いところでも、6t車が切り返します。
ここからはBefore / After形式で。
北面
Before
向こうの山が見えなかった北面も、

After
剪定後は良く見えます。
こんなに密集して生えていたんですね。

南面
Before
ほとんど入らなかった日差しが、

After
入るようになりました。

西面
Before
ハイビスカスが生えていたところを、

After
駐車場の入口として開口。

これで、日差しと風が、よく入るようになりました。
進行状況は逐次発信
「YUMBARU HOTELS」では、「オーナー様」の負担なし(つまり私どもの負担)でリノベーションを行います。
「オーナー様」にとって、大事な「ご先祖様」がいらっしゃるお家のリノベーションの進行状況は気になるもの。
このように、このブログを通して、進行状況を逐次発信していきます。
募集中!
常時、管理物件募集中です!
古民家をお持ちで管理にお困りの方、本サービスにご興味をお持ちの方、ご連絡お待ちしております。
※なお管理物件とさせていただく古民家には審査がございます。
【お問い合わせ先】
kubo.hayato@qlco.jp 090-1888-2002 久保 勇人(クボハヤト)