QLCO代表の久保です。
YUMBARU HOTELS - 根路銘01号室をオープンして、1年ちょっとが経ちました。
しばらくBLOG更新が滞っておりましたが、自社予約サイトをオープンしたので久しぶりにBLOGをしたためます。
OTA
みなさんもご存じの通り、ほぼすべての宿泊施設はオンライントラベルエージェンシー(OTA)と呼ばれる宿泊予約サイトに登録して、お客様からの予約を受け付けています。
OTAには、Airbnb、Booking.com、楽天トラベルなど様々なものがあり、それらに施設情報を登録し、価格を設定し、Wブッキングがないように予約状況を同期していきます。
OTAによって、考え方がまったく異なるところが、登録する方がつまずくポイントになります。
たとえば、消費税の扱い、宿泊料金の設定方法(ルールベース、個別設定)、手数料の考え方(ゲスト負担、ホスト負担、料率)など、ほんとうにマチマチです。
この考え方の違いについては、別の回でお伝えします。
予約システム
宿泊施設の経営に影響があるのが手数料(コミッション)で、高いOTAでは宿泊価格の20%、低いOTAでも3%ほどが、ホストにかかります。
これをできるだけ小さくしていくためには、自社で予約システムを導入し、直接予約を受けられるようにすれば良いのですが、そう甘くはありません。
この予約システムですが、一般的に月に数千~数万円の利用料がかかるものが多く、さらに他のOTAと同様の登録作業が必要となる(つまり管理する登録先が増える)という2つの課題があり、今まで導入をためらっておりました。
Booking Suite / Booking Button
4月に入り、宿泊料金の更新のため現在登録しているBooking.comにログインし作業していたところ、今まで気が付かなかった項目があることに気が付きました。

コレです。
マーケットプレイス?
Booking Suite?
Booking Button?
よくよく説明を見ると、これを申し込めば直接予約の取れる自社予約サイトが開設でき、Facebookページとの連携や自社HPへの埋め込みも簡単にできるとのこと。
先に上げた2点の課題については、次の通りでした。
- 利用料:月額1,242円/コミッション不要/30日間の無料期間
- Booking.comに登録したデータがそのまま利用できる

これが本当ならスゴイです。
導入してみました
ということで、さっそく導入。
指示に従って少しだけ設定を行い、FacebookページとHPに埋め込み。


(あっけなく)できました。
YUMBARU HOTELSの予約サイトはコチラです!
結論
もし、既にBooking.comに登録しており、FacebookページやHPを運用している方には、以下の点でまちがいなくオススメです。
- 利用料が安い
- コミッションがかからない
- Booking.comに登録された情報をそのまま使うので、登録の手間がない
実際には予約が入らないと意味がないので、副次的な効果として、FacebookページやホームページをPR媒体として積極的に使うモティベーションに繋がります。